福島県沖地震、要支援者の避難検証 福島県知事が指示

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 福島県の内堀雅雄知事は28日の定例会見で、22日に発生した本県沖を震源とする地震について、高齢者や障害者ら要支援者の避難状況を検証する考えを示した。

 県は今週中に浜通り6市町への聞き取り調査を実施した上で要支援者の避難に問題がなかったどうかを把握し、必要な対策を検討する。

 会見で内堀知事は「(地震対応に)大きな混乱はなかった」と述べた一方、「自力で避難するのが難しい人がいる。一部の自治体では、『自分で逃げ出せない』と消防に連絡して避難所に行ったという話も聞いている。要介護者の避難は重要な課題だと感じた」と指摘。地震対応を検証するよう担当部局に指示したことを明らかにした。

 聞き取りは、22日の地震で避難指示が出されるなどした相馬、新地、南相馬、楢葉、広野、いわき6市町が対象で要支援者の避難経路なども確認する方針。

 県は検証を踏まえた対応として、自治体が策定する災害弱者の個別避難計画の作成をサポートしたり、迅速な初動対応に向けた自主防災組織への意識啓発・防災知識普及などを想定している。

 内堀知事は「深夜や大雨、通信機能途絶など今回とは異なる厳しい状況もある。そういったときに(災害)弱者対策はどうなのか。検証して県民の安心・安全確保に取り組む」としている。