寄付総額300万円突破 高野病院ネット募金、受け付け2日目で

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
資金援助のインターネット特設サイト。10日に寄付総額が300万円を超えた

 原発事故後も双葉郡で唯一、入院患者を受け入れている高野病院(広野町)の院長高野英男さん(81)が火災で亡くなり常勤医が不在となっている問題で、町がクラウドファンディングを活用してインターネット上で募っている寄付金額が10日、目標の250万円を上回り、300万円を突破した。9日の受け付け開始から1日で目標額を達成し、今回の問題を巡る全国的な関心の高さと支援の輪の広がりを表す形となった。

 集まった資金は、高野さんの代わりに高野病院で診療しているボランティアの医師の宿泊費や交通費に充てられる計画で、当面の必要額が確保された。

 10日午後7時10分現在で199人が協力し、寄付額は306万2000円に上った。目標額を上回った分の資金について町は「保健や福祉、医療体制を充実させるための事業などに活用したい」と説明している。

 町や医師有志でつくる支援する会は、県内外から応援に駆け付けてくれる医師を募集している。目標額の250万円については、3カ月程度の宿泊費と交通費などから設定した。

 寄付の受け付けは2月28日まで続けられる。ふるさと納税制度の対象となり、寄付した人は所得税や住民税の控除が認められる。