県民性...甘じょっぱい物好き 福島県の男性は高い「喫煙率」

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 介護なしに自立生活できる健康寿命は、2013(平成25)年度時点で本県は男性70.67歳(全国41位)、女性73.96歳(同35位)と全国順位が低い。県は健康寿命の低迷につながるとみられるさまざまな危険因子を指摘、改善を呼び掛けている。

 14年度に特定健診を受けた県民のメタボリック症候群(メタボ)の割合は17.1%で、全国ワースト3位だった13年度より0.6ポイント増え、順位も2位に悪化した。男性の喫煙率が高く、運動する習慣が減っているというデータもある。特にメタボは循環器系疾患や脳血管疾患、心疾患につながる危険性もあり、食事や運動で改善が必要だ。

 ただ県民の食生活を巡っては、野菜摂取が少なく塩分過多を示す調査結果もある。12年国民健康・栄養調査によると、県民(20歳以上)の1日当たりの塩分摂取量の平均は男性12.1グラム(国の摂取基準8グラム未満)、女性9.9グラム(同7グラム未満)で基準を上回る。一方、1日当たりの野菜摂取量の平均は男性318グラム、女性269グラムで国の摂取目標(男女共通)350グラムを下回っている。

 専門家からは甘じょっぱい食べ物が好きで車社会という「県民性」が背景にあるとの指摘もある。健康への意識を高め、積極的に体を動かし、食生活を見直すことが大切と警鐘を鳴らす。