ため池除染、技法を説明 福島・楢葉でモデル事業研修

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
農業用ため池で行われている放射性物質対策=楢葉町上繁岡

 農業用ため池の底にたまった土砂(底土)の放射性物質対策(ため池除染)について、福島県は15日、楢葉町上繁岡地区のため池でモデル事業の成果を説明する研修会を開いた。

 ため池の放射性物質対策は市町村が取り組むことになっており、県は率先して効果的な技法を編み出すことで市町村を支援したい考えだ。原発事故による避難指示が解除された地域と大規模なため池でモデル事業を展開するのは初めて。

 研修会には、市町村や建設業者の担当者約50人が参加した。

 県の担当者が、現地で行われているモデル事業の概要を説明、ポンプでため池の底土を掘り起こし、汚染された土壌と振り分ける技法について説明した。

 県の調査では、乾燥させた底土の放射性物質濃度が1キロ当たり8千ベクレルを超える農業用ため池は約900カ所あった。

 県は県北、県中、相双各地区の計8カ所でモデル事業を進めている。