救命士「酔い覚まそうと」...違法点滴か いわき消防本部処分検討

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 いわき市消防本部の男性救急救命士が、注射針と輸液セットを業務外で使っていたことが16日、同消防本部への取材で分かった。同消防本部によると、点滴を業務内かつ医師の指導の下と定めている救急救命士法に違反している可能性があり、同消防本部の草野正道消防長は救急救命士について「処分を検討している」と話した。

 草野消防長によると、救急救命士は昨年12月中旬、自宅アパートで消防職員ら数人と飲酒。そのうちの1人が酒に酔って嘔吐(おうと)したため点滴を行った。救急救命士は同消防本部の調査に対し、「酔いを覚ましてあげようと思った」と話しているという。同消防本部は、救急救命に関わる行為ではなかったと判断している。

 注射針と輸液セットは、仕事で使うために配備されていたもので、同消防本部内のルールでは、業務外で持ち出すことを禁止し、仕事が終わったら職場で保管することになっている。

 同消防本部へ今年1月23日に情報提供があり、同消防本部は本人への聞き取りなどの調査をしてきた。