雪で家屋倒壊、男性1人死亡 近隣住民無念「心配してたのに」

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 16日午前7時15分ごろ、西会津町、無職、男性(53)方の木造平屋の住居が雪の重みで倒壊していると、近隣住民から喜多方署に通報があった。同署や喜多方地方消防本部などが捜索したところ、同日午後1時30分ごろに建物の下敷きになって死亡している男性が発見された。

 同署は家屋の倒壊による圧死とみて調べている。同署などによると、男性は1人暮らし。近隣住民が15日午前に自宅周辺を歩く男性を目撃しており、15日午後から16日朝にかけて倒壊したとみられる。遺体の近くに毛布などが散乱していた。建物周辺には約2メートルの積雪があったという。

 数年前から屋根に損傷

 男性(53)方で15日午後から16日朝にかけて発生したとみられる家屋の倒壊事故。「心配していたのに」「まさか本当に倒壊するとは」。建物の下敷きになって死亡している男性が見つかり、近隣住民らは無念の表情を浮かべた。

 倒壊したのは木造平屋。屋根はかやぶきの上にトタンが張られていた。近隣住民などによると、築年数は不明だが数年前から屋根の損傷が目立つようになり、男性が除雪をほとんどしていないため、住民らが忠告することもあったという。

 男性は2015(平成27)年から、就労支援などに取り組む町内の福祉施設に通っていた。約1週間前にも施設を訪れており、関係者は「『除雪をしないと危ないよ』と声を掛けていたのに残念だ」と話した。