箏演奏家・遠藤千晶さんに新人賞「大変光栄」 松尾芸能賞

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
日本フィルハーモニー交響楽団と共演する遠藤さん=2016年10月、東京都・紀尾井ホール

 松尾芸能振興財団(東京都)は16日、舞台芸能で活躍した人を表彰する第38回松尾芸能賞の受賞者を発表し、新人賞に箏演奏家の遠藤千晶さん(福島市出身)が決まった。遠藤さんは福島民友新聞社の取材に「音楽だけではない芸能全般を対象にした賞で受賞できたのが大変光栄に思う」と喜びを語った。

 松尾芸能賞は日本の文化・芸能の向上を目的に1980(昭和55)年に創設され、劇場芸能の出演者や関係者を毎年表彰している。遠藤さんの受賞は、昨年10月に自ら企画して日本フィルハーモニー交響楽団と共演し、「聴衆に深い感銘を与えた」ことが評価された。贈呈式は3月29日、東京都千代田区の帝国ホテル東京で行われる。

 遠藤さんは受賞の喜びを「たくさんの人が箏曲を知るきっかけになってもらえればうれしい」と語り、今後の抱負を「古典の演奏も大切にしながら新しい試みにもチャレンジしていきたい。いつか福島でもオーケストラとの共演を披露したい」と明かした。

 遠藤さんは福島女高(現橘高)卒、東京芸大大学院修士課程修了。2008年に文化庁芸術祭新人賞、10年にみんゆう県民大賞の芸術文化賞を受賞している。