「ドローン」物流システム確立へ 南相馬市と楽天が協定締結

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締結式の席上行われたドローンのデモンストレーション

 南相馬市とインターネット通販大手の楽天は16日、最新の情報技術を活用した小型無人機「ドローン」による物流システムの構築など8項目を盛り込んだ包括連携協定を結んだ。同社と県内自治体の協定締結は同市が初めてで、協定を通じて人的交流や物品販売の促進など地域活性化などを目指す。

 ドローンについては同社などが1月、同市でドローンの物資輸送の実証実験を成功。今後は、両者が協力し、実証実験のほか、ドローンの飛行ルートの選定などに取り組み、ドローンによる物資輸送の実現を目指す。

 特に、東京電力福島第1原発事故による避難指示が昨年7月に解除された同市小高区では原発事故後、調剤薬局が再開しておらず、同社はドローンによる医薬品の宅配サービスを中心に取り組んでいく考え。

 締結式では桜井勝延市長と楽天の虎石貴執行役員が協定書に署名した。調印終了後にはドローンのデモンストレーションが行われた。桜井市長は「協定を通じて人材育成や観光交流、物販販売など、市内外の交流が活発になっていく」と意義を語った。