滝に打たれ無病息災願う 福島・中野不動尊で『水行』

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
激しい滝に打たれながら合掌する参加者=福島市飯坂町・中野不動尊

 福島市飯坂町の中野不動尊で19日、恒例の「水行」が行われ、参加者が身を切るような冷たい滝の水に打たれながら、震災からの復興や無病息災を願った。

 平安時代から続くといわれる同不動尊の伝統行事で、一年で最も寒さが厳しいこの時期に行われている。県内外の14~66歳の男女約60人が参加した。

 白装束に身を包んだ参加者は雪が降る境内の不動滝に向かい、雪解け水が流れる滝つぼに足を入れた。

 円陣を組んだ参加者は、気合を込めてお経を唱え、交代で高さ約10メートルから落ちる滝の水に打たれた。水の冷たさに耐えながら、願いがかなうよう一心不乱に祈った。

 昨年に続き参加したという伊達市の会社員男性(33)は「煩悩をはらいに参加した。今年は良い年にしたい」と話した。

 水行は28日も行われる。