福島県が「ミデッテ」情報発信力強化 八重洲交流館と統合へ

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 県は、都内に開設しているアンテナショップ「日本橋ふくしま館『ミデッテ』」に観光案内所「八重洲観光交流館」を統合し、情報発信力を強化する。年間来館者が35万人を超えるミデッテに食や観光情報を集約して利便性を高め、利用者増を図る。12月をめどにリニューアルする。

 21日の2月定例県議会代表質問で、吉田栄光議員の質問に橋本明良観光交流局長が答えた。

 八重洲観光交流館は2009(平成21)年7月に開館。映像やパンフレットなどを通した本県の観光案内を中心に県産品の販売も行い、15年度の来館者は約13万人だった。

 ミデッテは原発事故に伴う風評払拭(ふっしょく)などを目的に14年4月に開館。野菜や加工品販売で県産品の魅力を発信し、毎年35万人以上が来館している。県は集客力があるミデッテに、観光情報を中心に発信してきた八重洲観光交流館の特徴を集約し、情報発信拠点の機能を強化する。

 一方、ミデッテ周辺には他県のアンテナショップも複数あり、利用者を増やす取り組みが重要になる。ミデッテに並ぶ約500種類の県産日本酒について、県は「他県にはない特徴」とする。日本酒をきっかけに県産品への関心を高める考えで、今後は工芸品や観光情報、定住・二地域居住に関する情報についても「きめ細かく丁寧に伝えていく」としている。