殺人未遂疑い高2男子逮捕 修明高、金づちや包丁で職員襲う

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 24日午前9時ごろ、県立修明高(棚倉町)の女性職員から「男性職員が頭から出血し、負傷している」と119番通報があった。同校や棚倉署によると、2年の男子生徒(17)が40代の男性事務職員を金づちや包丁で襲い、頭を縫うなどのけがをさせた。職員は搬送されたが、意識があり、命に別条はない。男子生徒も手を切り、病院で治療を受けた。

 同署は同日午後10時ごろ、殺人未遂の疑いで生徒を逮捕した。関係者によると、生徒は調べに対し「誰でもいいから襲ってみたかった」などと供述、暴行を加えたことは認めているものの殺意は否認しているという。

 捜査関係者や同校によると、生徒は約20分の遅刻となる午前8時50分ごろに登校。2階の教室に向かう途中、職員の頭を背後から金づちで殴り、包丁で切り付けるなどしたという。

 同署は、金づちと包丁を押収した。生徒が教室の方向に向かったため、職員は追い掛けるとともに火災報知機を鳴らして助けを求め、集まった教職員らが1階の昇降口付近で取り押さえた。

 生徒は教職員らともみ合いになった際、持っていた包丁で手にけがをしたという。包丁と金づちは学校の備品ではなく、生徒が持ってきたとみられる。

 同署は24日、実況見分し、図書室周辺などを詳しく調べた。

 同校の校長(60)は、2人について「面識がないわけではないが、親しい関係ではない。トラブルがあったとは聞いていない」と説明。生徒については「日ごろからおとなしく、事故やトラブルを起こすことはなかった。目立った遅刻や欠席もなかった」とした。