桃田賢斗選手「バドの楽しさ伝えたい」 郡山で処分後初の指導

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ダイナミックなプレーで会場を沸かせた桃田選手=郡山市

 「福島で少しでもバドミントンの楽しさを伝えたい」。NTT東日本バドミントン部に所属する桃田賢斗選手(富岡高卒)は26日、同社福島支店のバドミントン教室で郡山市を訪れ、中学、高校時代を過ごした"第二の故郷"で子どもたちにトップレベルの技術を伝えた。昨年発覚した違法カジノ問題で日本協会から試合出場停止処分を受けている桃田選手が処分後、本県を訪れるのは初めて。

 県内の小、中学、高校26校から児童、生徒約100人が参加。同社バドミントン部の桃田選手をはじめ、監督、選手13人が講師を務め、基本技術を指導したほか、チャレンジマッチで参加者と真剣勝負を繰り広げた。

 同社によると、桃田選手は現在、練習に復帰し、バドミントン教室などの社会貢献活動にも積極的に参加している。

 この日は子どもたちの前で、得意の「ヘアピンショット」をはじめ、世界レベルの技術を惜しみなく披露し、会場を沸かせる場面もあった。教室終了後、桃田選手は「震災からの復興が進む福島で、子どもたちの元気な笑顔にふれあえたことを大変うれしく思っています」とコメントを発表した。

 桃田選手から指導を受けた西内翔悟さん(原町二中2年)は「スマッシュ一つとっても次元が違うと感じた。世界を舞台に戦う姿をもう一度見てみたい」と目を輝かせた。県バドミントン協会の橋本遊二理事長(66)は「コートの中でも外でも憧れられる存在として成長してほしい」と期待を寄せた。