居眠り運転の警官「有罪」 福島地裁、警察車両で衝突事故

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 双葉町で昨年5月、県警の警察車両と大型トラックが衝突し5人が重軽傷を負った事故で、警察車両を運転し自動車運転処罰法違反(過失致傷)の罪に問われた福島市、県警災害対策課巡査の被告男(23)の判決公判は27日、福島地裁で開かれ、宮田祥次裁判官は禁錮2年、執行猶予3年(求刑禁錮2年)を言い渡した。

 被告は公判で「事故の記憶がない」と居眠り運転ではない可能性があると主張したが、宮田裁判官は同乗の警察官の「事故直前にうつろな顔をしていた」といった証言などから、「眠気を催し、仮睡状態に陥っていた」と認定。その上で判決理由について「当日勤務前に休息を取る余裕は十分にあったと認められ、現職警察官であることからしても厳しく非難されなければならない」とした。

 判決によると、双葉町の国道6号で昨年5月26日、県警のワゴン車を運転中に居眠りして対向車線にはみ出し、大型トラックに衝突。大型トラックの男性と、ワゴン車に同乗していた警察官3人に重軽傷を負わせた。