第1原発・10~20キロ圏海域を追加 試験操業で福島県漁連

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 県漁連は28日の組合長会議で、試験操業の操業海域に東京電力福島第1原発から半径10~20キロ圏の海域を追加、拡大する計画案を正式に承認した。今月中旬にも始まるコウナゴ漁から圏内での操業が開始される。

 半径10キロ圏内では操業しない。20キロ圏内では相馬双葉漁協請戸地区の漁業者を中心に漁をする。コウナゴ以外の魚種については、試験操業検討委員会で追加する魚種を決定する。

 操業開始に当たり、佐藤弘行組合長は「人員の増強など検査体制の充実が操業には不可欠だ」と県や国の支援を求めた。漁獲する量や操業時間については「需要と供給のバランスを見ながら決めたい」とした。いわき市漁協は20キロ圏内での操業は当面見合わせる。

 組合長会議では、いわき市と相馬双葉両漁協の入札再開を盛り込んだコウナゴの船引き網漁の試験操業計画も承認した。底引き網漁の操業海域を水深75メートルよりも深い海域まで拡大することも決めた。これまでは水深90メートル以深で操業していた。