福島市公会堂休館ヘ 老朽化で18年4月以降、当面取り壊さず

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18年4月の休館が決まった福島市公会堂

 福島市は1日、建設から約60年が経過する同市公会堂を2018年4月から休館すると発表した。照明など設備の老朽化が主な原因としている。当面は取り壊さず、保管される見通し。

 公会堂は、市が昨年公表した耐震診断の結果、震度6強以上の地震で「倒壊や崩壊の危険性が高い」と判定を受けた。

 市の公共施設ではこのほか、同施設と隣接する市立図書館と中央学習センター、市民会館が同様の判定を受けているが、「震度5強までの地震には耐えられる」(市の担当者)ため、現時点で休館の予定はない。

 市は今月中に策定する、既存の公共施設などの在り方を決める「福島市公共施設等総合管理計画」の基本方針に基づき、新年度以降、公会堂を含む公共施設の改修や統廃合などについて慎重に検討を進める考え。

 同施設は1959(昭和34)年2月に利用が始まった。市によると、照明や放送器具、電気設備などが施設使用時にうまく作動しないなどの不具合がたびたび発生しているという。

 設備の改修には数億円規模の経費と長期間の工事が必要な上、設備の不具合によりイベントが途中で中断されることがないようにと、休館が決まった。新年度中は利用できる。