短期決戦!就活スタート 会社説明会解禁...『売り手市場』続く

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
郡山市で開かれた合同企業説明会。学生が企業の概要に理解を深めた

 来年春に卒業予定の大学3年生らの採用に向けた企業の会社説明会が1日解禁され、大学生の就職活動が本番を迎えた。

 関係者によると、人手不足などを背景に企業の採用意欲は依然として高く、学生優位の「売り手市場」が続いている。優秀な学生を確保しようと、選考活動が解禁される6月に事実上の内定が出るとの見通しもあり、学生の準備期間は3カ月の短期決戦となる。

 1日に郡山市で開かれた合同企業説明会「就活開幕 LIVE郡山」。県内を中心に98社が参加、学生は企業ごとのブースで会社の概要や仕事内容について説明を受けた。

 説明会を運営したリクルートキャリアによると、学生の参加者は803人に上り、昨年より174人多かった。企業数も17社増えたという。

 学生は「二極化」

 短期決戦のことしは「インターンシップが一つの鍵」との見方で、昨年12月からことし1月にかけて同社が行った調査で、インターンシップに参加した学生は43%に上った。担当者は「インターンシップの参加者は年々増加しており、希望する業種について学ぼうと積極的に動く学生が増えてきている」と指摘。一方で「消極的な学生との差が開き、二極化が生まれている」と語った。

 「キャリアアップでき、働きやすい職場を選びたい」と話すのは金融機関での就職を希望する会津大短期大学部の三瓶麻琴さん(19)。金融機関でのインターンシップを経験、説明会でより細かな業務内容を理解した。「多くの会社を見て、自分に合った会社を探したい」と意欲を見せる。

 企業側は、自社をPRして学生を取り込もうと躍起だ。

 ダイユーエイト(福島市)は首都圏や仙台市などで開かれる説明会に参加する予定で、担当者は「3月のスケジュールはほぼ満杯。できるだけ多くの説明会で学生に会社概要を学んでほしい」と話した。