宮崎の高校生に震災講話 北塩原で本紙文化部長、福島の状況解説

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鈴木部長(左)と震災について対話する生徒

 東日本大震災と原発事故被害の現状を学ぼうと修学旅行で本県を訪れている聖心ウルスラ学園高(宮崎県延岡市)の生徒は2日、北塩原村で福島民友新聞社の鈴木博幸文化部長から震災講話を聴き、本県復興の状況に触れた。

 2年生113人が聴講した。震災当時のいわき支社報道部長だった鈴木部長は講話で、いわき市など浜通りの状況を写真で紹介。原発周辺自治体の住民が古里への帰還を判断する際、放射線量だけでなく、避難先でできた生活基盤を移す難しさにも直面していることを解説した。

 そして災害は誰にでも起こり得るとし「災害時はまず自分の命を守り、周囲の人と助け合ってほしい」と呼び掛けた。講話を聴いた生徒は「原発事故の被害や影響の実態を知ることができた。帰ったら家族にも話したい」と述べた。

 同校は1日に宮城県の被災地を視察。2日は同村のグランデコスノーリゾートでスキー体験をした。