「大量のごみ」火元か いわきの住宅火災

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 いわき市中心部の住宅で6日夜に起きた火災で、火元は同市平の男性(78)方だったことが7日、いわき中央署の調べで分かった。

 同署と市消防本部が同日行った実況見分で、住宅南側に面する国道6号にはみ出していた、ごみなどの大量の所有物の燃え方が激しいことも判明。同署は、付近に火の気がないことなどから不審火とみて調べている。

 同署によると、男性は1人暮らしで出火当時、外出していた。火災では木造2階建てを半焼した。

◆「大切な物もある」 過去には4度撤去

 男性は大量の所有物について「ごみもあったが、大切な物もあった」と説明。約20年前から捨てられた雑誌やごみなどを拾い集めていたという。

 市によると、所有物に関して市民から相談や苦情が寄せられており、市は男性方北側の市道にはみ出た所有物を、男性の同意を得て過去4度撤去していた。

 一方で、所有物のほとんどが敷地内にあるため、市は財産権の侵害に当たるとして「(家の中の)所有物に手をつけることは難しい」としている。