野菜おいしさ『見える化』 伊達のベンチャー、東京で実証試験

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トマトの画像を解析した結果がタブレットの画面に表示される

 野菜の画像を分析して得られたおいしさの情報を消費者などに提供するシステム「『おいしさの見える化』技術」の開発に取り組んでいる農業ベンチャーのマクタアメニティ(伊達市・幕田武広社長)は8日、東京都の伊勢丹新宿店で同システムの実証試験を始めた。

 得られたデータなどを踏まえて開発を進め、2018(平成30)年度からの実用化を目指す。

 同システムは野菜の撮影画像を解析し、おいしさや甘さ、酸っぱさなどを判定する。判定結果をスマートフォンやタブレットに表示し、消費者に情報提供したり、生産現場での品質改善のために活用したりする。マクタアメニティは昨年、国の補助を受けて開発事業に着手した

 システムを使った情報提供を消費者らがどう受け止めるかデータを収集しようと、伊勢丹新宿店で8日始まった、全国各地のトマトが集うイベントに参加している。イベントは14日まで。

 幕田社長は「味を分析して『このトマトはこんな料理に合う』などとアピールすることも可能になる。原発事故に伴う風評の払拭(ふっしょく)を目指した新しい生産流通の仕組み作りに貢献したい」と話している。