「動物愛護センター」4月1日開所へ 三春に動物愛護の拠点

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4月、三春町に開所する県動物愛護センターの外観

 2月定例県議会は8日、総務、企画環境、福祉公安、商労文教、農林水産、土木の各常任委員会を開き、新年度一般会計当初予算案関係の議案などを審議した。9日も続行する。

 放し飼いの犬や飼育できなくなった犬猫を保護し、動物愛護と適正な飼養の普及啓発を図る「県動物愛護センター」が4月1日、三春町に開所する。福祉公安委員会で県が示した。

 震災や原発事故で被災したペットを保護するため、県獣医師会などでつくる県動物救護本部が同所に設置していたシェルターを改修。県は昨年1月、同本部からシェルターの寄付を受け、動物愛護の拠点となるよう整備を進めてきた。

 鉄骨平屋で施設面積は702平方メートル。犬舎78室、猫舎40室をそれぞれ個室で設置。診療室やシャンプー・トリミング室のほか、屋外には犬の運動の場となるドッグランを設けた。獣医師や事務職員など10人程度が勤務。災害発生時は動物救護施設として活用する。改修費は約4300万円。

 県は、犬猫の飼い主を決める譲渡会を定期的に開き、殺処分数の減少につなげる。さらに幼少期から命の大切さを学んでもらおうと、獣医師を小学校に派遣して出前講座を開くことも検討。「飼い犬のしつけ方教室」の開催やドッグランを使った犬との触れ合い事業なども想定している。