新銘菓「あんぽ柿タルト」...普及へ 福島で審査会、販売目指す

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さまざまなオリジナルタルトが並んだ審査会

 本県特産のあんぽ柿を使う新銘菓として普及を目指す「あんぽ柿タルト」の審査会は9日、福島市で開かれ、同市のウェディングエルティのタルトが金賞に選ばれた。同タルトは県北を中心に20を超える事業者、団体がオリジナルの開発に取り組んでいる。普及活動の中心となる推進協議会も同日、正式に発足し、タルト販売開始に向けて本格的に動きだした。

 あんぽ柿タルトは、"生みの親"でもあるホテルメトロポリタン仙台(仙台市)の粕谷友伸シェフパティシエを講師に2月、販売を希望する事業者向けの講習会を開催。審査会では講習会の参加事業者がさらなる工夫を加えて作り上げたタルトを審査した。

 会場には伝統的なタルトとして仕上げたものやあんぽ柿を細かく切って加えたデザートなど20事業者が出品した30点が並び、JAふくしま未来や福島中央郵便局、経済関係者らが審査した。金賞作品はあんぽ柿をかたどったタルトでクリームチーズなどを使い、あんぽ柿の自然な甘さを生かした。

 各事業者がさらに改良を加え、店舗での販売を目指す。審査会後に開かれた普及推進協議会の設立総会では、和合アヤ子会長が「あんぽ柿タルトを福島の銘菓に育て、(県内外に)発信していきたい」と呼び掛けた。今後、あんぽ柿タルトの発信に向けたイベント開催やタルト販売店を網羅するマップなどを作成、PRに取り組む。