天に届け...『鎮魂の光』 11日・大震災、原発事故から「6年」

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古里の鎮魂と再生の願いを光に込めた「南相馬光のモニュメント」と「かしまの一本松」=10日午後6時20分ごろ、南相馬市鹿島区

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から丸6年。津波で636人が犠牲になった南相馬市では10日夜、古里の鎮魂と再生の願いを光に込めるイベント「南相馬光のモニュメント」が始まった。合併前の原町市のシンボルだった、高さ約200メートルの原町無線塔を再現する光が、地域の誇りと未来へのメッセージを発信した。

 イベントでは、津波被害が大きかった原町区萱浜(かいばま)地区や、鹿島区の右田浜に立つ「かしまの一本松」、小高区のJR小高駅前など5カ所にサーチライトが設けられた。光の柱が闇夜を突き抜くと、訪れた人たちは鎮魂の祈りをささげた。

 11日午後5時からは、かつて原町無線塔があった原町区の高見公園に5本の光を集め、かつての無線塔が再現される。