伝統技術習得へ一歩 福島・河川敷でカヤ調達作業

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カヤ集めに精を出す会員ら

 かやぶき屋根の保存と技術伝承を目指して2月設立した、福島市民有志の「福島市かやぶき文化伝承会」は9日、同市南町の河川敷でカヤの調達作業を行い、伝統技術習得に向けて一歩を踏み出した。

 同会設立後、初めての活動で、会員ら約50人が参加。福島河川国道事務所などの協力を得ながら、ススキやヨシといったカヤの材料を集め、直径約30センチの束を約200束集めた。

 会員は、一つ一つのススキやヨシの品質を見極めながら、丁寧に束を作った。今回集めたカヤは今後、同市民家園やじょーもぴあ宮畑のかやぶき屋根の補修に使う。渡部司会長は「(ススキやヨシの)品質の判断が難しかったが、集めたカヤが屋根の修復に役立つのが楽しみ」と充実した表情で話した。