いわき・小名浜の市道で「道路側溝の汚染土砂」撤去作業スタート

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バキュームカーで土砂などを吸い取る作業員

 東京電力福島第1原発事故の放射性物質で汚染された土砂が道路側溝などにたまっている問題で、いわき市は13日から、小名浜地区の市道で撤去作業をスタートした。

 本年度は小名浜地区の一部が対象で、側溝延長は約18.9キロ、撤去量は約590立方メートルの見込み。この日は、作業員が側溝の土砂や水をバキュームカーで吸い取ったり、土砂が硬くなっている箇所に高圧洗浄車で水を噴射したりするなどの作業を行った。

 本年度の撤去土砂は、同地区の中部浄化センターで一時保管する。市は同センターに土砂の分別処理を行う施設を設置、脱水などを行った後、6月ごろまでに搬出したい考え。市によると、これまでの調査から、土砂の多くが1キロ当たり2000ベクレル以下とみられ、8000ベクレル以下の土砂は一般の最終処分場で処分する。市は、同地区での作業をモデルとして効率的な撤去方法を検証しながら、新年度に同地区の残る箇所と、除染実施済みの久之浜・大久地区を除く市内全域で本格実施する。