笑顔満開...『15の春』 福島県立高・合格発表、喜びの声響く

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掲示板から自分の受験番号を見つけ、喜ぶ受験生=14日、橘高

 県立高校入試の合格発表は14日、全日制82校、定時制7校の計89校で行われ、合格した受験生の喜びの声が響いた。

 8日に学力検査が行われた2期選抜と、既に内定が通知された1期選抜、連携型選抜の合格者が発表された。2期選抜の合格者は全日制が8233人(前年度比292人減)、定時制157人(同1人減)で、受験生に対する合格者の割合は全日制83.7%、定時制80.1%だった。

 福島市の橘高では、受験生が掲示板から自分の受験番号を見つけ、友人らと喜び合った。

 統合校の期待背に 小高産業技術高

 「合格している自信がなかったので、掲示板に番号を見つけた時には本当にうれしかった」。南相馬市小高区の小高中の木幡涼介君は喜びをかみしめていた。

 小高工と小高商の両高校が統合して4月に小高で開校する小高産業技術高。木幡君は機械科に合格した。「工業系の仕事に就きたいと思っている。工業のことを学べるのは、地元では小高しかない」と同校を選んだ理由を話す。浜通りでは福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想が進められることから、工業系の人材に寄せられる期待は大きい。

 将来は整備士として地元で働きたいと考えている。「勉強第一の高校生活を送りたい」と誓う。

 一方で、小高では地元住民や高校生らさまざまな人が魅力発信などに努めている。「小高は自然豊かで本当にいい場所。この小高の魅力を、高校生の立場から発信していきたい」と前を見据える。