水揚げ集約市場を3カ所に いわき市漁協、沼之内と勿来追加

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 いわき市漁協は14日、同市で試験操業検討委員会を開いた。試験操業で水揚げした魚介類について、集約場所をこれまでの小名浜魚市場の1カ所から、沼之内、勿来の両市場を加えた3カ所に増やす操業計画の変更案を示した。21日の復興協議会、29日の組合長会議で正式に承認する。

 同漁協が所有する両市場の復旧作業が3月末までに完了することを受け、計画を変更する。

 沼之内には、沿岸部で漁獲される魚介類全般、勿来にはコウナゴ、シラスを専門に集約する。

 同漁協によると、試験操業での漁獲量が増加しており、小名浜魚市場だけでは手狭になっているという。集約する市場を増やすことで、市内に流通する販売数量を拡大し、市場の機能、立地条件に合致する魚介類を扱うことで、価格の向上につなげることが狙い。

 勿来ではコウナゴ漁が開始され次第、同市場での集約を開始する。沼之内では4月から集約が始まる見通し。

 また、コウナゴ、シラスは漁開始と同時に入札による販売が行われる。沿岸部の魚は9月から、競りや入札による販売を開始できるように準備を進める。