鮮やかな手描き染め 「須賀川絵のぼり」制作が繁忙期

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端午の節句に向け、繁忙期を迎えた絵のぼり作り=須賀川市・吉野屋

 端午の節句の縁起物として、子どもの健やかな成長を願う須賀川市の伝統工芸品「須賀川絵のぼり」の制作が、同市で繁忙期を迎えている。

 須賀川絵のぼりは約240年前、白河藩主松平定信のお抱え絵師で須賀川市出身の銅版画家亜欧堂田善(あおうどうでんぜん)が、和紙や布地に、悪ににらみを利かせる「鍾馗(しょうき)」を描き、庭先に飾ったのが始まりとされる。

 江戸時代から続く手描き染めの伝統を継ぐ「吉野屋」6代目の大野修司さん(62)が、筆先に意識を集めて鍾馗などの鮮やかな絵のぼりを仕上げている。