七海、大平さんのキー入力支援装置「特別賞」 発明くふう展 

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指一本しか使えなくても入力を可能にした「パソコンキーボード併用キー入力支援装置」

 第75回全日本学生児童発明くふう展(発明協会主催)の入賞作品が16日までに決まり、郡山北工高3年の七海友哉さん(18)と2年の大平隆史さん(17)が共同で製作した「パソコンキーボード併用キー入力支援装置」が特別賞の特許庁長官賞に輝いた。表彰式は22日、東京・科学技術館で行われる。

 装置は、指1本で文字を入力するなどシフトキーやコントロールキーなどキーボードの「併用キー」を使うことができない人向けに開発された。イコールを入力する際、シフトキーを押したまま別のキーを押す必要があるが、装置をつなぎ、装置に書かれたシフトのボタンを押すと、併用キーを押さなくても入力できる。

 2人は郡山養護学校(郡山市)で行われたパソコンの授業を見学した際に、指1本でキーを押している人がいることなどを知り、開発を考えた。装置を2台作り、1台を出展、もう1台を養護学校に寄贈したという。七海さんは「使ってもらえることがうれしい。ものづくりが社会に役立つことを実感した」、大平さんは「この経験を生かして技術と知識を深めていきたい」と喜びを語った。

 今回は各都道府県の発明協会などから768件が出展され、最高賞の恩賜記念賞と特別賞、奨励賞、入選の156点が選ばれた。本県からは2人のほか、鳥川小5年の千葉洋輔君の「水道の止め忘れ防止そうち洋輔1号」が入選した。

 入賞作品は22~26日、科学技術館に展示される。