「福島労災病院」移転検討 いわき・楢葉小中の仮設校舎跡地か

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 楢葉町の小、中学校がいわき市の仮設校舎から町に戻ることに伴う跡地について、同市の福島労災病院の移転候補地として検討されていることが17日、関係者への取材で分かった。

 仮設校舎は、同市中央台のいわき明星大敷地内に設置。市によると、同大の敷地は、市が大学を誘致するため1985(昭和60)年に市有地を無償で提供した土地で、大学用地以外で使用しないことなどが契約で定められている。同病院が同大の敷地を使用する場合には、一度、大学から市に土地を返還してもらう必要があり、病院、大学、市の3者で協議中という。同病院の担当者は「現時点では選択肢の一つ」としている。

 同病院は1955(昭和30)年に常磐炭鉱と関連産業の労働災害に対応するため設置されたが、廃鉱後も市立総合磐城共立病院に次ぐ規模の中核病院として地域医療を支えてきた。病棟など施設の老朽化に伴い、市内での新築・改築の検討が進められている。