『みんゆう環境賞』に4団体 工夫凝らし活動、27日贈呈式

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 福島県内で環境保全に力を注ぐ団体を福島民友新聞社が表彰、活動を支援する「みんゆう環境賞」の本年度受賞団体が決まった。

 今後の活動計画を応援する「チャレンジ部門」に2団体、活動実績を評価して功績をたたえる「顕彰部門」は2団体が受賞した。活動資金の贈呈式は27日に福島民友新聞社で行われ、4団体に総額70万円が贈られる。

 チャレンジ部門は、校庭内に造成した「探究の森」で希少な「サギソウ」の育成に取り組んでいく浅川小(浅川町)と、ウオーキング大会を通じた環境教育や森林保全に取り組むNPO法人南湖森林公園案内人の会(白河市)の2団体。

 顕彰部門は「花と緑の小学校」として通学路の清掃や植栽を続けてきた大戸小(会津若松市)と、里山再生に向けて漆の木の植樹などに取り組んできたNPO法人はるなか(同)の2団体が選ばれた。

 審査会は18日までに福島民友新聞社で開かれ、県日本野鳥の会連携団体連合会の白岩康夫会長を審査委員長に、遠藤洋県環境共生課長、渡辺明福島大名誉教授(地球物理学)、石原明子世界自然保護基金(WWF)ジャパンシニアアドバイザー、五阿弥宏安福島民友新聞社社長の5人が審査に当たった。

 みんゆう環境賞は2002(平成14)年度に創設。東日本大震災の影響を考慮して11年度に表彰を中断したが、環境問題への継続的な取り組みを支えていくため、13年度に再開した。 

◆サギソウを大事に育てる 浅川小生活委員会・山田翔太君(5年)

 これから学校内の「探究の森」で浅川町の花「サギソウ」を育てていく。全校生に呼び掛けながら、みんなで大事に育てていきたい。花を見るのがとても楽しみ。

◆公園の豊かな自然を守る NPO法人南湖森林公園案内人の会・薄葉正雄理事長

 これまでの活動が認められた。さらなる環境保全に意欲を燃やしている。今後も同公園の豊かな自然を守り、魅力PRのため、尽力していきたい。

◆保護者と地域の理解感謝 大戸小・杉原武校長 

 当校ならではの取り組みは保護者、地域の理解なしにはできなかった。活動を継続し、連携してきたことが評価された。児童は活動に誇りを持っており、これからも手を抜かずに続けたい。

◆取り組み次世代につなぐ NPO法人はるなか・佐藤光信理事長

  地道な活動が評価されてうれしい。目先にとらわれず、10年、20年という長い期間で行っている取り組みのため、次の世代にしっかりつなぎ、息の長い活動にしたい。