心のよりどころ...復興の森づくり いわき・星廼宮神社で植樹祭

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復興を願い、カンツバキやクロマツなどの苗木を植える久之浜中の生徒ら=19日午前、いわき市久之浜町

 東日本大震災の津波で社殿などが流失したいわき市久之浜町の星廼宮(ほしのみや)神社で19日、「鎮守の森づくり植樹祭」が開かれ、氏子や地元住民らがクロマツなどの苗木12種約1000本を植えた。

 同神社は、イオンの協力を得て、地域の歴史や文化的な役割を担う神社復興と、防災林の役割を果たす森づくりを目指して植樹した。植樹には清水敏男市長、村上教行イオン東北代表、江尻義久ハニーズホールディングス社長らが出席。イオングループ従業員も加わり、計約180人が参加した。イオンから提供を受けたアカマツやヤマザクラなどの苗木を丁寧に植えた。

 植樹には、地元の久之浜中からも1、2年生15人が参加。1年の高橋知那さん(13)は「また震災前の姿に戻ってほしい」と苗木に願いを込めた。星廼宮神社を管理する同市久之浜町の諏訪神社の高木美郎(はるお)宮司によると、12月までに新社殿が完成する予定で、「震災前と変わらず、住民らの心のよりどころの存在になることを願う」と話した。