鋼製足場に若干ゆがみ確認 第1原発1号機・自走式ロボ調査

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 東京電力福島第1原発1号機の格納容器内部調査で、東電が19日に公開した画像では、自走式ロボットが走行する格子状の作業用足場が若干ゆがんだようになっていることなどが確認された。東電は炉心溶融の高熱で、鋼製の足場がゆがんだ可能性があるとみている。

 自走式ロボットが走行した作業用足場上の空間放射線量は毎時7.8シーベルトで、約1年前に行われた格納容器内部の調査時と同水準だった。

 18日から4日間の日程で行われている調査で、ロボットが投入されたのは圧力容器を支える台座部分「ペデスタル」の外側。5カ所で測定器をつり下ろし、水中の映像撮影と線量測定を試みる。5カ所のうち、最も線量が低いとみられる1カ所の線量を基準とし、他の4カ所の線量との比較でデブリの有無や広がりを推定する。

 調査2日目の19日は最も線量が低いとみられる1カ所の調査を実施した。調査3日目の20日は、デブリが台座の外側に流れ出ている可能性が最も高い、底部の開口部周辺を調査し、デブリの初確認を目指す。開口部は、作業員の出入り口として設けられていた。