郡山五中・2位、郡山高・3位 全国声楽アンサンブル・最終日

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記念歌「楽譜を開けば野原に風が吹く」を披露し大会に花を添えた県合唱連盟青少年選抜合唱団=福島市音楽堂

 第10回声楽アンサンブルコンテスト全国大会最終日は20日、福島市音楽堂で中学校、高校、一般部門の金賞受賞団体による本選が行われ、郡山五中が2位・福島市長賞に輝き、郡山高が3位・県教育長賞を受賞した。郡山二中が4位、日大東北高が5位に入り、「郡山勢」が実力の高さを見せつけた。1位・知事賞は不来方高(岩手)。県、県教委、大会実行委員会の主催、県合唱連盟などの共催、福島民友新聞社などの後援。

 県合唱連盟の創立70周年を記念して結成された県合唱連盟青少年選抜合唱団が記念歌「楽譜を開けば野原に風が吹く」を披露、節目の大会に花を添えた。合唱団は欧州で演奏会を開くため21日出発する。

 39都府県とフィリピンから過去最多タイの127団体が出場、16人以下の少人数で競った。部門ごとに予選を行い、本県の5団体を含む15団体が本選に臨んだ。残る本県のコーラル・アウローラ(郡山)は入賞。

 郡山五中、新挑戦!本番でベスト

 「メンバーの気持ちが一つになり、ハーモニーを重ねることができた」

 強豪の郡山五中は2位を射止めた。大塚日奈部長(2年)は「練習も含めて一番いい演奏ができた」と喜んだ。

 この1年はドイツロマン派の作曲家であるラインベルガーやブルックナーに取り組んできた。今回の演奏曲も、ラインベルガーの合唱曲「五つの宗教曲」。神への感謝の気持ちを込めたという4曲をオルガンの伴奏で演奏した。聖書詩編の言葉とともに、4部混声の美しい旋律を会場に響かせた。最後の曲「主の御使いにより」ではバリトンソロの披露もあり、難曲への挑戦だった。

 練習では「新しい挑戦の連続でうまくいかなかった。曲全体が難しかった」と大塚部長は振り返る。予選の演奏後は「気持ちを込めて演奏ができた」と言いつつも、納得のいかない表情を浮かべていた。

 しかし予選後から本選までの2日間で練習に励み、本番は一体感のある美しいハーモニーで、会場を圧倒した。「この1年の集大成として歌うことができたので良かった」。演奏後、大塚部長の表情は晴れやかだった。