斎藤「捨て身の覚悟で」 全国高校なぎなた、福島県勢男子初V

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男子個人の部で優勝した斎藤(前列左)と3位入賞した渡部(同右)

 高校男子なぎなたの最高レベルの大会で、本県勢が実力を発揮した。第12回全国高校なぎなた選抜大会男子個人の部で県勢初の優勝を飾った斎藤俊慧(会津学鳳2年)と3位入賞の渡部悠雅(同)は、互いに競争心を持って取り組んできた練習が結実、全国上位の好成績を生んだ。

 斎藤が臨んだ決勝は、相手の速攻などで攻められる苦しい展開となった。延長戦では「持てる力を全て出し切り、捨て身の覚悟で決めよう」と気持ちを切り替え、開始の合図とともにすねを狙い、決着をつけた。優勝を決めた瞬間に一安心したという斎藤は「大会への思いがプレッシャーになっていたが、目標が達成できて良かった」と振り返る。

 3位の渡部は準決勝で斎藤と対戦。「対戦表を見た時から(斎藤に)勝たないと優勝はできない」と思っていたという。試合では面を1本取られ「気の緩みを狙われてしまった」と悔やんだ。

 同校の武藤小夜子なぎなた部顧問(35)によると、男子なぎなたは女子に比べ認知度が低いが、選手は全国的に微増傾向にある。中でも本県は競技人口が多いという。武藤顧問はなぎなたのスポーツ少年団の存在も県勢の強さの理由に挙げ「小学生から高校生が一緒に練習する環境があることで互いに切磋琢磨(せっさたくま)できる環境にある」と分析している。