有力地点「ロボ調査」 第1原発1号機、デブリ初確認へ撮影

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 東京電力は20日、福島第1原発1号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況を把握するため、原子炉格納容器内部に自走式ロボットを投入した調査を継続し、圧力容器を支える台座部分「ペデスタル」の開口部付近で水中の放射線量の測定や画像の撮影を実施した。開口部付近はデブリを初めて確認できる可能性が高く、東電は測定したデータや画像を21日に公表するとしている。

 1号機では、ほぼ全ての核燃料が溶け落ち、一部は台座に設けられた開口部を通じて外側まで流れ出し、格納容器の底にたまった高濃度汚染水の中に広がっていると推定されている。

 調査は18日から4日間の日程で行われている。18日の調査では、ロボットが作業用足場の上から、カメラと線量計が一体となった測定器を汚染水の中につり下げ、格納容器の底にある排水用の水槽付近で毎時1.5シーベルトの高線量を測定した。

 水槽に設置されたポンプのバルブや構造物のようなものが写った画像も公開したが、東電はデブリの有無について「映像や線量を分析中で判断できない」と説明。19日は開口部のない圧力容器の台座外側の1カ所を調べた。ロボットは棒状で、内部に投入後、格納容器内でコの字形に変形して走行し、複数箇所を移動しながら調査している。