副校長、主幹教諭配置へ 福島県教委、大規模校職務の効率化

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 福島県教委は学校の組織体制を強化し、教員の多忙化を解消するため、県内の公立小、中学、高校に副校長と主幹教諭のポストを新設する。2018年度からの導入を目指して検討を進める。

 副校長は、校長の補佐や学校運営の取りまとめを行う教頭の役割に加えて、校長の決裁権を持たせることで、取りまとめた校務の一部を処理できるようにする。学校運営に関わるさまざまな校務を副校長の権限で処理することで、効率的な学校運営につなげる。教頭からの昇任試験による任命を想定している。

 主幹教諭は教職員の意見の取りまとめや指導支援を行う主任(教務主任など)の役割に加え、管理職の学校運営をサポートし、校務の進行管理や教職員の指導助言に当たる。管理職と教職員のつなぎ役として学校運営の活性化や人材育成につなげる。学級数の多い大規模校へ配置する考え 。

 新ポスト設置の背景には、少子化やいじめ問題、家庭での教育力の低下など学校が抱える課題が多様化し、学校の実務を取りまとめる教頭や教務主任の負担が大きいことがある。