底部に砂状堆積物 1号機・格納容器、最大毎時11シーベルト

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 東京電力は21日、福島第1原発1号機に自走式ロボットを投入した20日までの調査結果を公表、格納容器の床面に砂状の堆積物があることを確認した。放射線量は最大毎時11シーベルトで、堆積物自体が比較的強い線源となっている可能性がある。東電は「溶け落ちた核燃料(デブリ)の可能性は低い」としている。

 東電によると、格納容器底部にたまっている汚染水の深さは約2.5メートル。19日はロボットで、カメラと線量計が一体となった測定器を格納容器の床面から30センチ上までつり下ろすことに成功した。東電はロボット調査終了後、堆積物や汚染水の浮遊物などを採取して分析する計画だ。

 20日は、格納容器の床面でデブリを確認できる可能性が最も高い地点で測定器を下ろしたが、床面から約1メートル上にある配管が障害となって床面を調査できずデブリに関する有力な情報を得ることはできなかった。

 直径40~60センチの配管の上には、高温で溶け落ちた鉛の遮蔽(しゃへい)体やアルミ製の保温材などと思われるものが付着、砂状の物体が積もっていた。ここでは毎時6.3シーベルトの線量が測定された。