「道の駅ひろの」20年度開業見通し 防災機能強化でヘリポート

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 広野町が折木(おりき)、夕筋(ゆうすじ)両地区の国道6号下り線沿いに整備を計画する「防災拠点道の駅ひろの」が2020年度に開業する見通しとなった。町は当初20年4月の開所を目指していたが、建設用地は県が沿岸部などの復旧に使う盛り土の土取り場となるため、作業状況に応じ時期に幅を持たせた。

 町民や有識者らでつくる整備検討委員会が21日、町に提出した報告書に開業時期を盛り込んだ。緊急時に住民や国道6号の利用者が一時的に避難できるよう防災機能の強化を柱とし、復興のシンボルとして「地域の連携やコミュニティーの活性化に貢献する機能を充実させるべきだ」とした。

 防災面では、災害時に自衛隊や警察、消防などが活動拠点として活用するため多目的広場とヘリポートを常設。避難指示や道路の通行状況などの情報を発信する役目を担う。

 地域振興施設については広野のアンテナショップと位置付け、特産品を集めた直売所やレストラン、休憩施設を一体的に造り、地域ぐるみのイベントに取り組む環境づくりを進める。

 検討委の福迫昌之委員長(東日本国際大副学長)が21日、遠藤智町長に報告書を手渡した。町はこれを基に、新年度から具体的な計画作りに着手する。