伝統の階段箪笥、原発事故避難2校に オリエンタルランドが支援

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浪江小・津島小に届けられた階段箪笥

 東京電力福島第1原発事故で福島県二本松市に避難する浪江町の浪江小(遠藤和雄校長)、津島小(郡司博明校長)に22日、同市の伝統家具「階段箪笥(だんす)」1さお(20万円相当)が届けられた。

 東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドと同社従業員による被災者支援事業の一環で、同市の鈴木木工所(鈴木文子社長)が製造、納入した。

 同日、卒業を翌日に控える浪江小6年の2人が階段箪笥の最後の仕上げとして金具のくぎ打ちに取り組んだ。

 階段箪笥は卒業生から学校への贈り物として、仮校舎内の「ふるさとまるごとなみえ博物館」に大堀相馬焼を添えて展示される予定。

 ふるさとの歴史や文化を学ぶ授業「ふるさとなみえ科」の一環で、児童は浪江だけでなく、二本松についても学ぼうと鈴木木工所を訪れた。

 支援事業の話を受けた学校側は、お世話になっている二本松特産の一つである箪笥を選んだ。遠藤校長は「6年生2人は二本松で6年過ごした。浪江と二本松の文化がそろういい機会となった」と話した。