火山泥流で浸水2メートル超も...「磐梯山」噴火3想定地図公表

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 磐梯山(1816メートル)の周辺7市町村でつくる火山防災連絡会議は22日、1万年に1度とされるマグマ噴火が起きた場合の被害想定区域などを示した3種類のハザードマップを公表した。2001(平成13)年の防災マップ作成以来、16年ぶり。

 真冬に最大規模のマグマ噴火が起きた場合、融雪による水が土砂や樹木を巻き込み一気に流れ下る「火山泥流」が発生。猪苗代町の長瀬川や湯川村などの日橋川流域では条件が重なれば、一部地域で浸水高2メートルを超える可能性がある。

 前回のマップは1888(明治21)年と同規模の水蒸気噴火のみを想定したが、今回はこれに加え、最大の被害が予想される約9500年前に発生したマグマ噴火、2014年の御嶽山(おんたけさん)と同程度の小規模水蒸気噴火の三つを想定。被害予想を猪苗代町の磐越道南側地域や湯川村などにも広げた。

 連絡会議は、磐梯山がまたがる猪苗代、磐梯、北塩原に加え、影響が予想される会津若松、喜多方、湯川、郡山の7市町村で構成。郡山市を除く6市町村は、避難場所などを示した「火山防災マップ」を新年度に作り、戸別配布などで住民に知らせる。ハザードマップは6市町村のウェブサイトで公開される。