開口部付近は最大毎時7.4シーベルト 格納容器・ロボ調査結果

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 東京電力は22日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器内に自走式ロボットを投入した21日の調査結果を公表、圧力容器の土台にある開口部付近の4カ所で毎時3.0~7.4シーベルトの放射線量を測定した。

 撮影した画像には構造物や砂状の堆積物が写っていたが、東電は「溶け落ちた核燃料(デブリ)と断定できるものはなかった」としている。

 東電は18日から、線量計とカメラを搭載したロボットを投入し、格納容器底部にたまった高濃度汚染水の中などを調査。21日に調査した4カ所は開口部付近の3カ所と開口部から近い格納容器の壁際の1カ所。格納容器底部の床面から高さ0.9~1.6メートルの地点で線量を測定した。

 画像では、開口部付近の配管の金具や格納容器の壁際に設置された蒸気制御用の構造物とみられる部品が写り、堆積物の付着も確認された。東電の担当者は「堆積物の下にデブリがある可能性も否定できない。線量の傾向や画像を詳しく分析する」としている。

 東電は22日、開口部付近などを調べた後、ロボットを回収して5日間の調査を終えた。