サッカー「女子力」強化 福島県など計画、ジュニアから育成

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 県と県内サッカー関係者は23日、福島市でサッカー振興に関する会議を開き、全国レベルの強豪校づくりを見据えた女子、ジュニア選手の育成などを盛り込んだ「ふくしまサッカーチャレンジプロジェクト」を決定した。2019年4月に再開予定のJヴィレッジ(楢葉、広野町)を核に、競技力の底上げを目指す。

 女子選手や子どもがサッカーに触れる機会を頻繁に設け、競技の裾野を広げる。併せて、JリーグOBらによる人材バンクをつくり、定期的に選抜校やチームなどに派遣して強豪校を育てる。

 また、原発事故の対応拠点となっていたJヴィレッジ再開に向けて同施設の冠大会を創設、18年7月の一部再開と19年の全面再開後に全国大会を開くなどサッカーの「聖地」とする。

 日本サッカー協会(JFA)とJリーグが今月発表した「DREAM福島アクションプラン」の取り組みとも連動させる。

 震災後、原発事故の避難に伴い浜通りのチームが減り、中高生にエリート教育を行うJFAアカデミー福島がJヴィレッジから静岡県に拠点を移したことなどを背景に、本県のサッカー人口は減少している。

 特に、女子サッカー部のある高校が少ないため、有力なジュニア選手が県外に進学してしまうケースが多い。こうした課題を解決するため、レベルの高い強豪校育成と競技人口の増加とを両輪で進める方針をプロジェクトに盛り込んだ。