福島県内15.2%違法労働 時間外・休日労働が月80~175時間

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 福島労働局は23日、長時間労働が疑われる県内92事業所を対象に実施した重点監督の結果、全体の15.2%に当たる14事業所で月80時間を超える違法な時間外・休日労働(最長175時間)が確認されたと公表した。

 昨年11月の「過重労働解消キャンペーン」期間に実施した。内訳は、月80時間超~100時間が4事業所、月100時間超~150時間が9事業所、月150時間超が1事業所。前年同期(24事業所)より少なかったが、労働局は「(違法な時間外・休日労働が)県内でこれだけあるというのは深刻。労働時間を把握できていないケースや、医師による面談など健康障害防止の対策を講じていないケースも多く、意識の改善が必要だ」としている。

 このほか、賃金不払い残業があったのが10事業所、過重労働による健康障害防止措置が未実施だったのが16事業所あった。

 労働基準関係法違反が確認されたのは全体で70事業所あり、違反率は76.1%。労働局が早期是正に向け指導を行っている。