イトーヨーカドー平店建て替え計画 いわき中心市街地活性化

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 いわき市が同市平地区の商業者らと共にまとめた市中心市街地活性化基本計画が24日、国の認定を受けた。総合スーパーのイトーヨーカドー平店を地域密着型商業施設として建て替え、リニューアルする計画などが盛り込まれた。

 イトーヨーカドー平店については、建物の一部を所有する同市の真砂不動産が関係者と協議しながら、建て替え実現に向け検討を進めている。同社によると、目標は2020年オープンで、現在と同じ場所に建てたい考え。

 同店は1971(昭和46)年に開業し、92年に増改築された。セブン&アイ・ホールディングスが2015年、イトーヨーカドーなど傘下の総合スーパーを20年までに40店舗程度閉鎖する方針を発表した中で、市民からは平店の存続を望む声が上がっている。同店は建物の老朽化に加え、東日本大震災による損傷もあり、真砂不動産は建て替えが適当と判断。新施設には総合スーパーだけでなく、文化交流機能や子育て支援機能などの導入も検討されている。

 同市中心市街地活性化基本計画は、JRいわき駅西側の再開発、磐城平城本丸跡地の城跡公園整備など民間主体30事業、行政主体27事業の計57事業が盛り込まれた。基本テーマは「人、暮らし、文化を大切にする豊かさと活力とを備えた中心市街地」。事業実施により、中心市街地内の居住人口(昨年4133人)を21年に4400人とするなどの目標が設定された。計画期間は4月1日から5年。