フラ女将の米でまろやかな新酒 いわき・太平桜「絆」販売開始

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新酒「太平桜純米酒『絆』フラ女将ラベル」の発売を発表するフラ女将たち

 いわき市常磐下湯長谷町の太平桜酒造は24日、同市の湯本温泉の女将(おかみ)らが育てたいわき産米を原材料にした今年の新酒「太平桜純米酒『絆』フラ女将ラベル」の販売を開始した。フラガールの町で「フラ女将」を名乗る女将たちの協力でブランド力を強め、魅力ある地酒で湯本温泉のPRに役立てる。

 絆フラ女将ラベルには、フラ女将が同市常磐西郷町で作付けして収穫したいわき産米「天のつぶ」を100%使用。高精白し、県オリジナル酵母でじっくり仕込んだ。アルコール度数は17度。やや甘口でまろやかな口当たりという。

 同市のいわき湯本温泉の関係団体などでつくる「フラのまち宣言」推進委員会は、震災で観光客の減った湯本温泉を盛り上げようと、旅館の女将らが「フラ女将」と名乗り、フラによるおもてなしや商品づくりなどに取り組んでいる。

 同社が県産農作物の風評払拭(ふっしょく)を目指して観光地や復興イベントで販売していた純米酒「絆」とフラ女将のタイアップは昨年から始まり、昨年はラベルにフラ女将を起用。今回の酒はラベルだけでなく、製造にも協力を得た。

 新酒の発売開始発表会が24日、同市で開かれ、同推進委員会の大場ますみ会長(62)は「フラ女将の思いが詰まった記念すべき商品となった。湯本温泉の復活のきっかけになってもらいたい」と話した。

 「太平桜純米酒『絆』フラ女将ラベル」は同社直売店や市石炭・化石館「ほるる」などの市内観光施設で取り扱うほか、ほとんどの湯本温泉の旅館で提供する。1本300ミリリットル入りで540円(税込み)。問い合わせは、太平桜酒造へ。