『松川事件』記憶遺産登録目指し 「福島県の会」を設立

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 戦後最大の冤罪(えんざい)事件として知られる「松川事件」関係資料のユネスコ「世界の記憶」(世界記憶遺産)登録を目指しているNPO県松川運動記念会など関係団体は25日、登録を推進するための「福島県の会」を設立した。実現に向け県民へ署名活動を展開していく方針を示した。

 昨年1月に全国規模の「松川資料ユネスコ世界記憶遺産登録を推進する会」が結成されており、今回は本県規模の団体。4月にも日本ユネスコ国内委員会への申請手続きが予定されており、県内で機運を高めたい考え。

 福島市で同日、設立の会が開かれ、約110人が出席した。

 松川事件で死刑判決を受け、最終的に逆転無罪が確定した元被告の男性(93)=福島市=は「松川事件の真相を広く知ってもらう重要性は増している。皆さんの協力をお願いします」とあいさつした。松川事件弁護人を務めた弁護士らが記念講演した。