復興状況に応じて展示更新 双葉のアーカイブ拠点施設

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 県は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記録と教訓を後世に伝えるため、双葉町中野地区に建設するアーカイブ拠点施設(震災記録施設)について、本県の復興状況に応じて展示物などを更新、公開する。県は27日、これらの取り組みなどを盛り込んだ施設の基本構想を決定した。

 構想は、同日に県庁で開かれた新生ふくしま復興推進本部会議で説明された。施設では〈1〉震災と原発事故の記録、記憶を伝える資料の収集・保存〈2〉原子力防災などの充実・強化と専門分野の人材育成〈3〉展示と体験・プレゼンテーション〈4〉原子力災害の経験に基づく研修プログラムの提供―の4事業を行う。復興の途上であることを踏まえ、展示やプレゼンテーションで本県の現状と展望などを常に更新していく。

 施設の延べ床面積は約5200平方メートルで、このうち展示スペースは約1750平方メートル、収集保存スペースは約980平方メートル。約55億円をかけて整備する。県は設計業者を公募型プロポーザル方式で選定する考え。今月中に公告する。

 施設は隣接する復興祈念公園や同町中野地区復興産業拠点との調整を行いながら、整備を進める。