意識不明の男性死亡、64歳男性は無事 安達太良山・遭難で救助

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 二本松市や猪苗代町にまたがる安達太良山(1700メートル)で男性2人が雪崩に巻き込まれたと通報があった遭難事故で、猪苗代署などの捜索隊は28日午後、2人を山から救助した。意識不明とみられていた埼玉県、無職男性(69)は搬送先の福島医大で死亡が確認された。県警によると、一緒に登山していた田村市の無職男性(64)は自力で歩ける状態。

 この日は午前6時から警察や消防、猪苗代山岳会などがあだたら高原スキー場(二本松市)側から捜索。同9時20分すぎ、県の消防防災ヘリが同山のくろがね小屋近くで2人を発見した。捜索隊が同11時45分ごろに2人と接触、県のヘリのつり上げ装置が故障しているため、応援協定で出動した栃木県のヘリが午後2時45分ごろに上空から2人を引き上げ、福島医大に運んだ。

 県警によると、69歳男性は救助時点で意識不明だった。2人は26日にあだたら高原スキー場側から入山、27日朝に鉄山の避難小屋から安達太良山頂を目指していたとみられる。同日午後、途中で道に迷い雪崩に巻き込まれたとして、田村市の男性が救助を求めていた。県警は69歳男性の死因など詳しい事故状況の調べている。2人が発見されたのは、雪崩に遭ったとみられていた猪苗代町の沼ノ平火口付近から約1キロ北東の斜面。