新福島変電所を改修 東電、再エネ13万キロワット接続可能

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 東京電力は28日、再生可能エネルギーで発電した電力の送電網の受け入れ容量の増加に向けて進めていた新福島変電所(富岡町)の設備改修が完了したと発表した。改修で新たに、福島第1原発事故に伴う避難区域周辺で発電された約13万キロワットの再生エネの受け入れが可能となった。

 同変電所は原発向けで電圧が高く、再生エネで発電した電力との接続は困難なことから、再エネの電圧に対応するため、機器の改修や送電線の接続工事などが進められ、17日に作業が完了した。再生エネは「大熊線1、2号」「夜の森線1、2号」「岩井戸線1、2号」の各送電線(各6万ボルト)に接続される。

 県や国、原発事故で避難指示が出た12市町村、東電などでつくる「県再生可能エネルギー復興推進協議会」は、産学官が連携して12市町村で再生エネの普及拡大を進め、事業者の売電収益の一部を地域復興に還元する体制の構築を進めている。東電は同変電所の改修のほか、再生エネの導入拡大に向けた技術的支援などに取り組んでいる。