小名浜魚市場で入札再開 いわき地区、震災・原発事故後6年ぶり

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 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、本県沖で行われている試験操業で、いわき市の小名浜魚市場で3日、いわき地区では事故後初で約6年ぶりとなる、入札による水揚げ魚介類の販売が行われた。

 小名浜機船底曳網漁協に所属する漁船12隻が水揚げしたメヒカリやババガレイなど約2トンの魚が入札にかけられた。仲卸、小売り業者など30社程度が参加し、24種の魚介類が販売された。

 いわき地区ではこれまで、業者でつくる組合が水揚げされた魚介類を一括で購入し、全国の市場で競りにかけ販売。県内外の市場の反応を調べてきた。

 被災した沼之内魚市場では、復旧完了後初めて水揚げされた魚の集約が行われ、仲買業者に引き渡された。

 いわき市漁協に所属する漁船が水揚げし、集約した魚介類が販売業者と値段交渉を経て引き渡された。同漁協は同市場のほか、勿来魚市場での集約も再開する予定で、コウナゴ、シラスを集約し、入札による販売を行う予定。